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コロナ禍後も必須!
初めてのWEB 面接対策

WEB 面接はコロナ禍後も転職の
必須アイテムです

コロナ禍後もWEB 面接対策は必須

 コロナ禍以降、対面での面接が行いにくかったので、ほとんどの医療機器メーカーで「WEB 面接」へのシフトが行われました。ただ、WEB 面接はまだ世の中に浸透しているとは言い難く、WEB 面接にうまく対応できるか不安、WEB 面接で失敗したという声も、少なからず寄せられています。WEB 面接は、コロナ禍が終息したあとも、転職活動には不可欠な「必須アイテム」として残るものと当社は考えています。ここから逃げていては、これからの時代は転職もままならないかもしれません。事実、最終面接手前まではすべてWEBで実施し、最終面接のみ対面で実施というスタイルが完全に定着した感もあります。企業様によっては最終面接もWEB、というケースも、もはや決して珍しくはありません。

WEB 面接でも面接対応の基本は同じ

 対面での面接が少なくなり、WEB 面接が主流となったとはいえ、面接対応の基本はWEBも対面も変わりません。冒頭で面接の機会を頂いたことへの御礼を述べること、1分程度の簡単な自己紹介のコメントを用意しておくこと、転職動機や志望動機を明確に述べることなどなど、面接の中身は対面と全く変わりません。スーツ着用など、服装も同じです。ただ、地球温暖化の流れの中で、クールビズがすっかり定着してきた感もあり、夏場はネクタイ着用不要という企業様も多くなってきています。清潔感のある服装であれば、夏場はノーネクタイでも構わないかもしれません。ただ、当該企業様への志望度が高く、念には念で万全を期したいような場合には、やはりネクタイ着用が無難かもしれません。

カメラ目線でないと面接で不利か?

 WEB 面接が対面と異なる点を挙げるとすれば、まず何よりも「目線」です。PCの画面(モニター)に映し出された面接官の顔を見ようとすれば、結果としてWEB カメラからは目線を外すことになってしまい、面接官の目を見て話していないことになってしまいます。ただ、これはWEB 面接の不可避なジレンマであり、画面に映っている面接官を見たくなるのは自然ですし、結論からいえば、画面を見てしまって構わないと当社は考えます。ほとんどの方はアナウンサーのようなカメラ目線の訓練をしていません。実際問題としても、カメラ目線でないという理由で、マイナス評価を下す面接官もいらっしゃいません。面接してくれている当該企業様への志望動機を述べるなど、大切な場面だけはカメラ目線で訴えかけるなど、メリハリのある対応ができれば、それで十分ではないでしょうか? カメラ目線の練習をするよりも、中身のある志望動機が語れるよう、むしろ企業研究などに時間を費やしましょう。


WEB 面接の完全攻略マニュアル

Wi-Fi は必ずしも絶対ではない

 まず自身のPCやスマホの通信環境に細心の注意を払う必要があります。WEB 面接に不慣れであれば、WEB 面接に耐えられる通信環境かどうか、まずは人材紹介会社の担当者との間でテストしてみてもよいかもしれません。音声は綺麗に届くか、ビデオ動画が固まらないか、など。専用アプリでアクセスした場合と、ブラウザーでアクセスした場合でも、違いがあるようです。また、意外に落とし穴となっているのが「Wi-Fi」です。自宅の家電などが放つ電波が原因となって、通信障害を起こしているケースも少なくありません。大切な面接が台無しにならないよう、Wi-Fi が不安定な場合には、その調査のために時間を費やすよりも、思い切ってLANケーブル(有線)に切り替えて通信したほうが、やはり安心かもしれません。

スマホからの接続でも大丈夫です

 スマホでWEB 面接に臨んでよいかどうか、迷っている方もいらっしゃるかもしれません。答えからいえば、スマホでも全く構いません。まずカメラについていえば、PC に内臓されたWEB カメラよりも、むしろスマホのカメラのほうが画質に優れている場合も少なくありません。こちらがスマホだと、面接官のPC に縦長で画像が映し出されてしまいますが、それが致命傷となることも考えられず、支障はございません。また、スマホは音質面でも優れており、その面でも決してPC に劣らないどころか、むしろPC よりクリアな音声でWEB 面談ができるかもしれません。

イヤホンマイクは必須アイテム!

 面接で何より重要なのはお話の内容であり、それを支える音声・音質がクリアでないと、折角のお話も台無しとなってしまいかねません。イヤホンマイク(ヘッドフォンマイク)は、是非ともご利用を推奨したいと思います。イヤホンマイクにより雑音が入らず、お互いの声が聞き取りやすくなる効果があります。相手の質問がクリアに聞き取れること、そのうえで相手にクリアな音質で回答を届けること、そんな当たり前のことがWEB 面接では危うくなってしまうことがあります。数千円の出費でそんなリスクが回避できるとすれば、安い買い物ではないでしょうか? イヤホンマイクをまだお持ちでない方は、この機会に是非、購入をお薦めしたいと思います。

マイクとシャツの襟との摩擦音に注意

 イヤホンマイクは必須アイテムではありますが、取り扱いを間違えるとマイナスに作用することもあります。例えばマイク部分がシャツの襟に擦れた時に、その摩擦音がとても大きな雑音となって、相手の耳に届いてしまうこともあるようです。摩擦音を出している当人はそれと気づかないので、とても厄介な現象といえます。相手にそれを指摘するのも失礼な気もしますし、とても難しい対応が求められます。ただ、最低限いえるのは、自分のイヤホンマイクがそのような摩擦音を出さないよう、ネクタイを締めるなどして、マイク部分がシャツの襟に擦れないよう工夫するのも、ひとつのWEB 面接対策かもしれません。


窓ガラスを背にすると逆光で顔が真っ暗

 WEB 面接に不慣れな方によく見受けられるのが、逆光によって自身の顔が真っ暗になって、表情が見えなくしてしまうという現象です。「窓ガラスを背にして」WEB 面接に臨んでしまいますと、多くの場合、逆光となってしまうはずです。特に注意が必要です。逆にいえば「窓ガラスに向かって」WEB 面接をするような角度であればベストです。顔の正面から光が当たります。窓ガラスに向かう角度での対応がどうしても難しい場合は、WEB 面接用の光源(リングライトなど)が数千円で市販されていますので、それを購入するのもひとつの解決策といえます。そもそも、ご自身が相手にどう映っているかは、ご自身のPCやスマホの画面でも確認できるはずであり、必ず確認をしたうえでWEB 面接に臨むようにしましょう。


WEB カメラの角度で誤解を与えるかも

 WEB 面接では、WEB カメラの角度もとても重要です。通常、机の上にPCやスマホを置いた場合、上からの目線でWEB カメラを覗き込んでしまうことになる場合も少なくありません。その場合、面接官に「上から目線で、偉そうだな…」という悪い印象を与えてしまうこともないわけではありません。ご自身が相手にどう映っているかは、ご自身のPCやスマホの画面で確認できるはずです。上から覗き込むような角度とならないように、PCの場合には、PCの下に書籍や雑誌などを積み上げるなどして、WEB カメラの高さが目線と水平となるよう調整して面接に臨むようにしましょう。スマホの場合には、百円ショップでスマホスタンドなどを購入して、角度調整をしておきましょう。


部屋の整理整頓もお忘れなく

 WEB 面接に臨む部屋の環境も、見逃してはならない大切なポイントです。雑然とした印象を与えないよう、洗濯物や生活雑貨などが画面に映り込まないようにする必要があります。部屋数が少ないなどの理由で、どうしても洗濯物や生活雑貨などが映し出されてしまう場合には、バーチャル背景や背景ぼかし機能を使うのも、決して失礼にはあたりません。但し、バーチャル背景には少々注意が必要です。あまりにも奇抜なバーチャル背景は、面接官にあまり良い印象を与えないかもしれません。静かな会議室や書斎風のバーチャル風景などがビジネスではよく利用されているようです。ご参考にお願いします。


音声とビデオ画像全体で自己表現する

 対面での面接とは異なり、WEB 面接ではイヤホンマイクとビデオ画像という媒介物を通して面接します。対面が「直接的」だとすれば、WEB 面接は「間接的」であることを、最後の最後まで忘れないようにしましょう。イヤホンマイクを着用しなかったために、面接官に自身の声(言葉)を円滑に届けられなかった…。逆光だったために、志望動機を語る大切な場面で、面接官に自分の表情を見せられなかった…。折角頂いた面接のチャンスなのに、それらが致命傷となって、面接が台無しになってしまうかもしれません。
 WEB 面接が「間接的」なものであり、媒介物がマイナスに作用するかもしれません。そのようなリスクを極力排除する努力がまず何よりも大切です。そのうえで、その媒介物を100%効果的に機能させて、音声とビデオ画像全体で自己表現してみましょう。例えば、大切な場面ではアナウンサーがカメラ目線となるように、WEB 面接においても大切な場面ではカメラ目線で訴えかけてみたり、あるいは、大切な場面では声のトーンやテンポを少しだけ落としてみたりするなど、ちょっとしたテクニックを身に着けるだけでも、あなたをキラリと光らせる効果を発揮するかもしれません。

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