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職種解説の決定版!クリ二カルスペシャリストとは何か

クリ二カルスペシャリストの職務内容

クリニカルスペシャリストの職務内容は、医療従事者(看護師・放射線技師・臨床検査技師・臨床工学技士・視能訓練士・言語聴覚士など)向けに、顧客先となる医療機関で、医療機器の使用方法の説明やデモンストレーションを行ったり、説明会や研究会を企画・実施したりするなど、臨床経験を活かした営業サポート業務全般となります。具体的には、説明会・研究会での講師、説明会・研究会で使用するプログラムの改訂、営業サポートに必要なデータの収集・分析なども含まれ、その職務範囲は多岐にわたります。

このお仕事は、学会等の繁忙期には休日出勤もありますし、出張も伴いますので、その意味では大変なお仕事かもしれません。ただ、大勢の医療従事者の前で最先端の医療機器について説明していくこのお仕事は、臨床現場のお仕事とは別の意味で、大いに社会貢献度の高いお仕事といえます。

大勢の人の前でお話をすることに抵抗のない方、イメージ的な言い方をすれば、健康的で明るく、カラオケなどを大勢の前で披露するのが好きなタイプの方にはうってつけのお仕事といえるかもしれません。

特に、これまで医療機関で医療従事者としてお仕事をされてこられた方にとっては、とても良いお仕事と思います。病院での勤務とは異なり、夜勤はありません(日勤業務のみとなります)。サラリーマンですので、学会等の繁忙期を除けば、土日・祝日はお休みとなります。年収面でもかなりの待遇アップとなることが期待されます。ざっくりですが、クリニカルスペシャリストとして年収ベースで、(医療従事者としてのご経験年数などにもよりますが)400万円~600万円程度は普通に得られます。

例えば、小さなお子様がいらっしゃらない看護師様であれば、是非ともチャレンジしていただきたいお仕事となります(残念ながら託児所完備という医療機器メーカーはまだないかもしれませんが…)。

クリ二カルスペシャリストの求人傾向

求人のボリュームとしては正直さほど多くはありませんし、募集する医療機器メーカーも一部に限定される傾向にあります(すべての医療機器メーカーでクリニカルスペシャリストを配置しているわけではありません)。その意味では、求人を見つけたら、すぐに応募していくスピード感が重要となります。

また、対象製品により、求人内容も異なります。看護師が使う製品を扱う医療機器メーカーの場合には、クリニカルスペシャリストとして看護師の有資格者を採用するケースが見受けられます。放射線技師が使う製品を扱う医療機器メーカーの場合には、クリニカルスペシャリストとして放射線技師の有資格者を採用するケースが見受けられます。それにより、よりスムーズな製品導入効果を狙っているようです(但し、放射線技師や臨床検査技師が医療機器メーカーに採用される場合には、クリニカルスペシャリストという呼称よりも、アプリケーションスペシャリストという呼称で呼ばれることのほうが多いようです。呼称が違うだけで、意味は同じですが…)。

また、クリニカルスペシャリストの場合、英語ができる方はやはり優遇される傾向にあります。医療機器業界は外資が多く、クリニカルスペシャリストが活躍するのは新製品の投入時期と重なることも多いため、本国が作成した英語の文献が読めれば、より迅速かつスムーズに業務を遂行できるためです。

求人としても、以前は英語力まで求める案件はほとんどありませんでしたが、徐々に英語力を求めるクリニカルスペシャリストの求人が増えつつある傾向にあります。とはいえ、英語力を問わない求人もまだまだございますので、英語力にご不安のある方はご遠慮なくご相談をお願いします。

クリ二カルスペシャリストの転職対策

クリニカルスペシャリストの転職対策としては、まず何よりも、営業サポート職としての役割を自覚したうえで、転職活動に臨むことではないかと思います。クリニカルスペシャリストにとって、説明会や研究会で説明・発表することそのものが目的ではありません。医療機器メーカーはあくまで営利企業ですので、ちょっと厳しい言い方とはなりますが、説明や発表が売上に結びつきませんと、あまり意味がないといえるかもしれません。その意味では、医療機関で患者様のQOL向上に向き合ってきた聖職者としての真摯な姿勢を忘れずに、転職活動ではさらにサラリーマンとしての目線(売上目標達成・利益追求)もプラスしていくという意識転換がとても大切となってきます。

履歴書や職務経歴書では、学生時代にまで遡っても構いませんので、部活やサークル活動などで貪欲に目標達成に向けて努力してきた姿を披歴してみてもよいかもしれません。もちろん、今の職場(臨床現場)において、業務改善などに尽力した成果などを披歴してみるのもとても良いと思います。何かの目標に向かって努力して、何かを成し遂げた成功体験は、クリニカルスペシャリストを採用しようとしている営利企業にとっては、とても魅力的に映るものであり、「是非お会いしてみたい」という判断へと誘う効果があります。

そのうえで面接ではさらに、医師の指示待ちでは満足できないもどかしさや、成果を出しても評価されない臨床という職場環境なども、愚痴にならない程度にさらりと面接官に伝えます。これらが転職動機となるケースは少なくないようです。そして、本来のもっと主体的な自分というものを存分にアピールしましょう!クリニカルスペシャリストという職業にご関心をもたれ、「目標を掲げて、その達成に向けて、挑戦できる職場で働いてみたい」「営業職とともに、売上目標達成に向けてチャレンジしてみたい」という思いを抱いたとすれば、それを是非熱く面接の場で伝えましょう!これらが志望動機となるケースも多々みられ、そのような場合、転職は“逃げ”ではなく“悩みに対するソリューション”となっており、医療機器メーカーの採用担当者は「内定」「採用したい!」という判断へと大きく傾くものです。

なお、クリニカルスペシャリストには向き/不向きがあることも、忘れてはなりません。上述のように、主体的な働き方をされたい方や目標達成意欲の高い方はクリニカルスペシャリストに向いていると思います。その他、探求心の高い方、英語力を活かしてみたい方などもクリニカルスペシャリストに向いているといえるかもしれません。ご自身がクリニカルスペシャリストに向いているどうか、ご相談は当社ライプニツ・リサーチまでご遠慮なくお願いします。当社コンサルタントが皆様のご相談にまずはじっくりと耳を傾けます。

最後に、クリニカルスペシャリストとして、また長い目でみてサラリーマンとして大成することを考えた場合、今すぐでなくても、クリニカルスペシャリストとして転職できたあとでも構いませんので、やはり英語力は徐々にでも磨いていくことをお薦めしたいと思います。クリニカルスペシャリストとして働く場合、外資である場合が多く、外資においては英語が出来れば、クリニカルスペシャリスト部門のトップとして、本国(海外親会社)と交渉するなど、いろいろと活躍の場が広がってきますし、それに伴い待遇面でも1000万円以上など、臨床現場では医師しか得られないほどの大きな報酬が得られる機会にも恵まれることとなるからです。

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