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医療機器営業職はどうやって転職してる?

人脈で競合他社を渡り歩く医療機器営業職

医療機器営業職の方が転職する場合、人脈で転職していく場合が比較的多いかもしれません。平素の営業活動の中で、営業先の病院でよく顔を合わせる競合他社の営業マンがいるとします。「情報交換」と称して一緒に飲食を共にするなどの関係性が出来てきますと、互いに自社の内情を徐々に披歴し合うという光景をよくみかけます。「貴方の会社のお給料はどう?」「インセンティブは高いの?」「働きやすいの?」「ノルマはきつい?」などなど。

そんな関係性が構築されてきますと、例えば「今度うちの会社が大手外資に買収されて、かなりキツイ営業体制になるらしい」「えっ、そうなの!実は今、うちの会社で営業職を募集しているみたいだから、君さえよければ君のことを上司に紹介してあげるけど…」という遣り取りも多々あるようです。

こうした転職パターンは、循環器系の医療機器営業職に多いのも、ひとつの特徴かもしれません。循環器領域は市場規模も大きく、各医療機器メーカーが研究開発にしのぎを削っている領域でもあり、その分だけ製品の流行り廃りも早いのが原因かもしれませんが、「次はこの製品だ!」とばかりに、新製品に引き摺られるように、循環器系医療機器メーカーの中で次々と競合他社を渡り歩くようなご経歴の方を、よく見かけます。

ご経歴に傷をつけないようご注意を!

こうした転職をどう見るか、考え方は大きく2つに分かれるかもしれません。ひとつは、「循環器領域を知り尽くしたエキスパートであり、即戦力として活躍してもらえばいいじゃないか、3年先・5年先にまた他社に転職したとしても関係ない」というドライで割り切った考え方です。もうひとつは、「このような方を採用しても、数年でまた他社に転職してしまう可能性が高く、その間に職場も荒らされてしまう可能性もあり、採用したくない」という保守的でオーソドックスな考え方です。前者は目の前の数字に責任を負う事業部長や営業部長にありがちな発想で、後者は日系企業の経営者や人事に多い発想かもしれません。

いずれにせよ、いえそうなのは、こうした転職が成り立つのは若いうちだけで、40歳位までにこのような転職を何度も繰り返してしまった場合、40歳代・50歳代で本当に転職が必要になった際には、誰からも相手にされなくなってしまうということです。「経歴に傷がつく」という言い方をしますが、一度傷つけてしまった経歴は元には戻りません。どうぞくれぐれもご注意をされるとよろしいかと思います。

また、ビジネスは勝つか負けるかの戦いであり、勝負である、という基本に戻れば、競合他社の営業マンと挨拶程度はしたとしても、自社の内情を裏側まですべて吐露し合うような、一線を越えたルーズな関係性をもつことは、そもそも誤っているという厳しい見方の方も業界内には沢山いらっしゃいます。競合他社はあくまでライバルであり、そのライバルからどのようにしてシェアを奪うべきか、という本来の任務を決して忘れないようにしましょう。

医療機器ディーラー営業職はメーカーから誘われる?

医療機器メーカー営業職がディーラー営業職をスカウトする、というケースもかなり多いようです。メーカー営業職からすれば、ディーラー営業職は病院に日常的に出入りしていて、病院とのパイプが太いので、自社製品を売り込む際にとても重宝します。自社製品の特徴を理解してもらい、自社のファンになってもらえれば、自分の代わりに営業してくれる場合すらあります。そんな関係性が構築されますと、メーカー側で営業職に欠員が出たというような場合、自社に協力的なそれらディーラー営業職に真っ先に白羽の矢が立つことになるようです。

ただ、これもケースバイケースのようで、消耗品系の医療機器を扱うメーカーがこれをしてしまいますと、ディーラー経営陣から嫌われてしまい、会社間の取引そのものが消滅してしまうリスクもあるようです。消耗品の場合、預託在庫といって、メーカーがディーラーの倉庫に在庫を預けておき、いつでもそこから出荷できるような協力関係をディーラーとの間に構築していますので、取引先のディーラーからは採用しないという方針を徹底している消耗品系の医療機器メーカーもあるほどです。

転職サイトへの登録で大量メールに悩むことも…

医療機器営業職が転職をお考えになった際に、人脈に頼らないとすれば、今この時代ですので、ほとんどの方がまずはインターネットで検索していろいろ情報収集するところから始めるようです。本当にいろいろな転職サイトがあり、どのサイトに登録すべきか、多くの方がとても迷うようです。

ただ、よくお聞きするのは、情報収集から始めようと転職サイトに登録してはみたものの、送られてくるメールの量があまりに多すぎて、的外れな情報が無造作に送られてくる、本当に必要な情報がピンポイントで得られない、メールを開くのが怖い、などの声です。情報の暴力ともいえる状態になってしまい、その結果、転職サイトへの登録を解除される方も少なくないようです。

転職サイトに登録する際には、ひとつの目安として、業界や職種のカテゴリー分類が適切かどうかを判断基準にするとよいと思います。医療業界(メディカル業界)というような、大きな括りでの分類しかない転職サイトに登録してしまいますと、医薬品メーカー、医療機関などでの募集も含まれてメールが送られてきてしまいます。職種のカテゴリー分類もよく整理されたものかどうかは、業界経験のある方であれば、凡そ判断できるはずです。あまり知名度やネームバリューなどに左右されずに、まずはカテゴリー分類が適切かどうか、そんな目で転職サイトを精査してみますと、ピンポイントで必要な情報が得られるかもしれません。

医療機器メーカーの求人は人材紹介会社に集まる!

医療機器営業職が転職をお考えになった際に、やはり一番頼れるのは人材紹介会社(転職エージェント)かもしれません。募集をする医療機器メーカー側からすれば、ハローワークは無料で人材を採用できるメリットはありますが、医療機器業界の専門性をもった人材がほとんど登録していないことは周知のことであり、ハローワークで募集をかけても採用に至ることは稀という認識がほぼ定着しています。有料の募集広告は、そこで採用できれば採用コストは比較的安く抑えられて効果的ではありますが、採用できなかった場合は、広告費をドブに捨てるようなことになってしまいます。そこでやはり成功報酬型の人材紹介会社が頼れる存在として広く認知されており、今ではほとんどの医療機器メーカーが人材紹介会社を利用しています。

登録する人材紹介会社にもよりますが、とても親身に対応してくれるところでは、そもそも転職すべきかどうかという基本的な部分から相談に応じてくれるところもあります。また、企業側とのパイプが太い人材紹介会社であれば、求人をご紹介してくれる時は、その企業の企業風土、組織構成、募集の背景など、貴方が知りたいことを詳しく教えてくれる場合も多々あり、応募すべきかどうかの判断をサポートしてくれますので、とても重宝するはずです。応募書類の添削、書類選考を通過した際の面接リハーサル、内定時の条件確認など、至れり尽くせりのサポートをしてくれます。転職をお考えの際には、当社ライプニツ・リサーチも含めて、是非人材紹介会社をご利用されることを強くお薦めしたいと思います。

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